こんにちは。ちいさんぽです。
家づくりするとお金がどんどん減っていって、少しでも節約できたら!!って思いますよね。減額するとなると、内装や設備もありますが、
私は登記を自分で行い約14万円を節約することに成功しました!!
登記ってなんぞや?と思いますよね。ちょっと興味がある!私もやってみたい!って方向けに今回は書いていこうと思います。
ちなみに…
登記?何それ?今までに一度もやったことがありません
もちろん頭もいい方でもありません。笑
ただ、やってみたいなという興味があり今回、自分でやってみました。
先に言っておきますが、登記したのは【建物】のみです。【土地】の登記はしていないので、土地に関しては全く分かりません。
やってみた結果から話すと…
めんどくさいけど、できないこともない!
14万円節約になると聞いて、たかが14万円。と思えば、手間なのでやらない方がいいと思います。
私は
達成したら14万円お給料がもらえる!
という気持ちでやったら、
こんだけの作業で14万円ももらえるなら、たやすすぎる!
という満足感で満ち溢れていました。
と、こんだけ盛り上げておいて、
ちょっとやってみたいな。
って思っても、できない可能性があります。なので、読む前に一度確認していきましょう!
登記が自分でできるか確認!
- やる気がある【重要】
- 時間(特に平日)に余裕がある
- 法務局が気軽に行ける距離にある
法務局に行かなくても、郵送で申請するという手はあります。でも私は素人だし、直接顔見て話さないと気が済まないタイプなので、法務局に気軽に行けることを推奨します。
最初にここを押さえておこう!
登記の種類 | 簡単に説明すると… | 登録免許税 |
①建物表題 | 建物を新築したら必ず行う登記 建物を初めて帳簿に載せるために行う 本人か家屋調査士・司法書士が行える 依頼すると一般的に約7〜8万円かかる | なし |
②所有権保存 | 表題登記した建物の所有権を明らかにする登記 ローン利用がなければしなくても良い 本人か司法書士が行える 依頼すると一般的に約3万円ほどかかる | あり |
抵当権設定 | 抵当権設定が必要なローンの場合に行う登記 自分で行うこともできなくないが、銀行との絡みがあり、素人には難易度が高いためこちらは司法書士に依頼した方が良い 依頼して約6万円でした。 | あり |
とりあえず登記を調べた時に【建物表題】と【所有権保存】は自分でできる!と思いこちらを自分で行ってもいいか確認しました。
いつ、誰に確認した?
私が確認したのは、引き渡しの一週間前(遅い?)
まずはハウスメーカーの営業担当さんへ確認しました。結果から話すと、
あまり乗り気ではありませんでした。
・自分でやっている人なんていませんよ。
・難しいですよ。
・そんなに費用抑えることはできませんよ。押さえても3万円くらいじゃないですか?
こんな感じのリアクションでした。でも会社としては自分でやっても良い。そして司法書士さんへ確認しても良い。とのことだったので、次は司法書士さんへ確認しました。
営業さんがこんなテンションだったので、自分でやるのは難しいことなのかも。と半ば諦めモードで電話しました。
司法書士さんへ電話すると、思いがけない言葉が!
・自分でやるの全然OKですよ!
・費用は約14万円ほど浮くので、ご自身でやられた方がかなりメリットがあります!
・ただ、抵当権に関しては銀行も絡んできますので、僕がやりますね!
・期限はないので、提出はいつでもいいですよ!
・分からないことあったら相談乗りますんで、いつでも聞いてくださいね!
え!司法書士さん神っ!!
この司法書士さんを家を建てる全ての方に紹介したくなるくらい、いい人でした。
司法書士さんにOKもらったので、改めてハウスメーカーの営業さんにも話してOKもらいました。
最後に念のため確認を取っておこうと思ったのが、
法務局
建物表題登記をする上で必要な書類をネット検索し、【登記申請書】とやらが必要と書いてあり、フォーマットは都道府県により、規定があったりなかったりで分からないから、とりあえず確認がてら行ってみよう!と思い、法務局へ出向きました。
法務局にて…
自分で建物表題を行いますので、登記申請書が欲しいのですが、フォーマットはありますか?
と聞いたところ、思わぬ答えが返ってきました。
建物登記は個人で行うものではありません。
とーてーも!難しいので、個人では作成することは不可能です。(きっぱり)
ご自身でやらず司法書士に依頼してください。
え!何この人!?
そのあとも「司法書士に…」の一点張りで全然話にならなかったので、とりあえず一旦帰りました。
でも調べても、自分でやってもいいと書いてあるし、なんで自分でやっちゃダメなの?とモヤモヤムカムカ。
その日の夕方に納得いかなくて、今度は法務局へ電話をしてみました。
そしたら、最初はやっぱり【難しいから司法書士に依頼しろ】という返事だったんですが、こちらも今度は引き下がらずに
・司法書士から自分で行ってもいいと承諾をもらっている
・難しいのは分かっているが、B4サイズの図面に0.2mm以下のボールペンで平面図と書く等の知識は得ている
などなど、分かる範囲での必要知識を話したところ、法務局員の態度が180度変わり、自分で申請しても大丈夫になりました。
一番ここのやりとりが面倒臭かったかも…
ただ、登記を個人でしてしまったら、司法書士の仕事を奪うことになる=お給料に関わってくることだから、簡単に個人で登記をさせないようにしているんではないかな?と感じました。
登記は依頼する人、会社によって金額が違うので、そこで利益をとっているところもあるんだろうな…
こんな思いをしてスタートしていきます!
なかなかここまでたどり着くまで一筋縄ではいかなった(無駄なストレスもあった)ので、もし『やってみたい!』と思ってもハウスメーカーか司法書士か法務局かでNGと言われる可能性があります。なので、全員ができるわけではないので、一度確認してみましょう。
ここまできたら、必要書類を集めていきましょう!
あとは書類を集めたり、図面を書いたりするだけです。一番大変なのは図面ですが、法務局に相談窓口があったり、先ほどのすったもんだとは違い、きっちり丁寧に教えてくれるので(丁寧に教えてくれるのになんであんだけ拒まれたんだ?)ある程度仕上げて相談に行ったりもしました。
①建物表題登記申請に必要な書類
- 検査済証と建築確認通知書
- 施工業者の工事完了引渡証明書
- 住民票
- 登記申請書
- 建物図面・各階平面図
- 案内地図
- 委任状(代理で申請する場合)
これだけ準備すればOKです!
まず、
- 検査済証と建築確認通知書
- 施工業者の工事完了引渡証明書
これらは引き渡し時に書類を一式ドサッともらえる中に入っていました。なのでそこから抜き出して準備完了
住民票は市役所もしくはコンビニで発行できますが、新住所に異動してからの発行のがいいので、市役で転居届出すついでに、合わせて住民票を発行すると効率が良いです。
登記申請書はうちの地域の場合、フォーマットは自由でした!なので、ネットで【建物表題登記 登記申請書フォーマット】と調べて良さそうなフォーマットを利用しました。
合わせて、建物図面と委任状もネット検索するとフォーマットがあるので、そこから拾ってきて印刷しました。
登記申請・図面・委任状のフォーマット←ここからも拾えます。
案内地図はグーグルマップから住所検索して『スクショで印刷』以上です。
書類は簡単に手に入れることができます。
図面はややこしいので、また続きを書いていきますね!
まとめ
登記の申請準備をしていくより、自分でやることに対して理解を得ることに時間を使ったような気がします。子連れの女だから舐められたのかな・・・
でも、少しでも節約するなら、自分で登記をすることはそこまで難しくないし、できることなので、是非是非オススメしていきたいです。
もちろん分かる範囲であれば、いつでも相談に乗ります♩
以上、ちいさんぽでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。